アルテ1巻 感想・あらすじ
2014年 12月 05日
*ネタバレ注意です!
本屋さんで紹介されたのが目に留まり購入しちゃいました。舞台はルネッサンス、フィレンツェ、画家!ですね。世界史好き、中世好き、そして主人公女の子といった私のツボだったわけです(笑)さっそく紹介していきますね。
貴族の娘の主人公アルテは昔から絵を描くのに没頭していました。しかし母は反対、この時代の貴族女性は裁縫や楽器などの家庭内での教育を高め、殿方と結婚し子どもを育てるという生活が普通でした。
アルテ「好きなこともできず 男の下で媚を売ることが自由のない生活の事ですか?」と反発し家を出ていく、画家の弟子入りをするために。女という理由で断られますが弟子をとらないと言われているレオに拾われます。最初はしぶしぶな様子なレオも徹夜して倒れるぐらい努力するアルテを見て弟子入りを認めます。
アルテ「女一人で生きていくのがどんなに大変かわかっている それが私をつき動かすんです。」
レオ「約束どおり あんたをうちの弟子にしてやるよ」
ヴェロニカ「よく来てくれたわね レオ 今回もよろしくね」
案内されて書斎へ、知的な女性が好みの殿方のためにここを背景として使いたい様子。そこには大量の本がアルテの興味を光らせます。
ヴェロニカ「この書斎に興味深々のようね 何かお好きな本をお貸ししましょうか?」
アルテ「え!? ほっ本当にいいんですか ありがとうございます!」
アルテ「あなたの 努力を尊敬してしまうんです。」
ヴェロニカ「気に入っちゃったわ この娘に肖像画を描いて欲しいの」
アルテは初仕事をゲットします。こうしてヴェロニカのもとに通うことになりました。しかしレオとアルテの関係はうまくいかず、レオに怒られてばっかのアルテ、ヴェロニカさんに相談することに。
男の庇護の外=働いている女性という意味なんでしょうかね。他にも割愛しましたが、第四話でアルテがレオを意識するシーンがあります。そしてアンジェロという青年も登場、次巻でどのような動きを見せてくれるのか期待します。
この時代の娼婦って身分が高かったのですね、日本も花魁といって似たような職業がありますね。なんか不思議ですね。イタリアといえば彫刻のイメージが強いです、あ、でも画家といえばダヴィンチもイタリア人でしたよね。実際居た画家とか漫画に登場したりするのかな~ヨーロッパだけでなく芸術関係に興味ある方にとってお勧めしたい本です!
一部アルテ1巻から引用しております。
by ammy22
| 2014-12-05 03:04
| 歴史